「ジダンは恥ずべきだ」 レアル“構想外”のベイル代理人、“放出示唆”の指揮官を非難
ICCバイエルン戦後の発言にベイル代理人のバーネット氏が反発
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、20日のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン・ミュンヘン戦(1-3)の後に、構想外となっているウェールズ代表FWギャレス・ベイルの移籍について言及した。しかし、ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏は、ジダン監督が記者会見で放出を示唆する発言をしたことを「恥ずべきこと」と非難した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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ベイルの去就問題は、今夏のレアルの中で一大トピックとなっている。ベルギー代表MFエデン・アザールら選手を大量に補強しており、財政的なバランスを取るためにも高額年俸のベイルは放出候補の筆頭となっている。しかし、現状では買い手がつかない状況で、このまま残留の可能性も高いと見られていた。
しかし、ジダン監督はICCのバイエルン戦後に「24時間以内か48時間以内かは分からないが、状況は変化するだろう」とベイルの動向について言及。近日中に移籍が決まる可能性を示唆していた。
これに反発したのがベイルの代理人であるバーネット氏だ。「レアルに対してこれだけのことをしてきた人間に対してあのようなことを言うなんて、ジダンは恥ずべきだ」と話し、指揮官のコメントはベイルへの敬意を欠いていると主張した。
「もしギャレスが移籍するとしても、それはギャレス自身が望んでそうする場合だ。ジダンに強要されたからではない」
バーネット氏はこのようにジダン監督を強く非難した。このままレアルに残っても、ポジションはないと予想されているベイル。古巣トットナムなども興味を示しているようだが、獲得を決めるクラブは現れるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)