ミラン本田に再燃する去就問題 不発続きの背番号10に対し「1月に離婚」と地元紙が報じる

「指揮官との仲は凍りついている」

 記事では「本田と監督は仲が完全に凍りついている。昨日ミハイロビッチ監督は本田に対して冷たかった。明らかにこの日本人の自由な言葉が気に入っていない。本田はベンチスタート。1月には離婚するだろう」と指摘している。来季いっぱい契約を残す本田は、ミラノから自らの意思で去る意図はないとコメントし、それがイタリアメディアでも紹介された。しかし、出場機会を手にできない苦境からクラブや指揮官へ向けて批判を展開したことをきっかけに、関係が一気に悪化したというのだ。

 アドリアーノ・ガリアーニCEOに対する本田の移籍直訴がイタリアメディアに報じられた際には、ミハイロビッチ監督はチャンスを与えたことを説明し、慰留の気持ちが全くないことを明らかにしていた。

 「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、ミランで不発の続く背番号10に「日本代表でしかスタメンでない。本田にとっても1月の移籍市場で反省が必要になってくる」と報じている。

 ミラン残留を願う本田だが、1月にかつての名門から放出される可能性も再燃してきた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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