浦和MF関根、J復帰戦で示した“欧州2年間”の成長 「エゴイストになるくらいのものを…」

“得点力不足”解消の切り札となるか 「ダイナミックなプレーを見せたい」

 それでも、久しぶりのJリーグでは「ボールを持っても落ち着いて周りを見られた。良くも悪くもプレースピードは違うので、そういう余裕もあったと思う」と、その経験は糧になっている。2年前に浦和から離れた時と比べれば、「向こうではトータルで鍛える」というフィジカル面でも、明らかに胸板などは厚みを増していた。

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 次の舞台は、31日の鹿島アントラーズ戦で、ホームの埼玉スタジアムに姿を見せる。関根は「ダイナミックなプレー、エゴイストになるくらいのものを見せたい。パスを出してくれる選手はいるので」と、力を込める。得点力不足の浦和に戻ってきた“切り込み隊長”は「期待に応えたい」と、中位で苦しむ浦和を浮上させるキーマンになる。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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