久保建英の“レアルデビュー”をスペイン紙も称賛 「黄金の左足」「傑作の香りがする」
背番号26を背負った久保が“白い巨人”の一員として後半から出場
レアル・マドリードは現地時間20日(日本時間21日)に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)初戦バイエルン戦で1-3と敗れたなか、FC東京から今夏に加入した日本代表MF久保建英が後半から出場した。スペイン紙「マルカ」は“レアルデビュー”を飾った日本人MFについて「黄金の左足」「傑作の香りがする」と称賛している。
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試合は前半15分、バイエルンのMFキングスレイ・コマンが左サイドを崩し、ゴール中央へパス。フリーになったMFコランタン・トリッソのシュートは一度、レアルGKティボー・クルトワが止めたものの、こぼれ球を再びトリッソに押し込まれ、バイエルンに先制点を献上した。
0-1と劣勢のなか、ジネディーヌ・ジダン監督は久保の投入を決断。「背番号26」を背負った日本人アタッカーはピッチに送り出され、“白い巨人”でのデビューを飾った。
久保はキックオフ直後、ハーフウェーライン付近から入った縦パスに反応。右足でトラップすると、瞬間的に相手2人に囲まれる形となるも、左足で巧みにボールを動かして相手を一気に置き去りにするドリブルで打開した。そのまま左サイドを駆け上がってクロスを送り込んだが、これは精度を欠いて相手GKにキャッチされている。
久保は時に下がりながらパスを受けて攻撃を組み立て、冷静なタッチでボールを回すと、後半17分には敵陣中央でボールを受けた久保がスルーパスを供給。ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールが走り込んでチャンスを迎えたが、シュート精度を欠いて惜しくもゴールとはならなかった。
その後、レアルは相手エースFWロベルト・レバンドフスキ、MFセルジュ・ニャブリに被弾。3点差となったレアルだが、後半39分に新加入MFロドリゴが強烈なFKを叩き込んで一矢報いた。