運命のJ1最終節へ 焦点は「年間1位」と「CS出場権」を巡る2つの争いに絞られた
浦和の逆転優勝は現実的には1パターンのみ
2ステージ制復活年として注目を集めた今季のJ1リーグも、残すは22日のセカンドステージ第17節の1試合のみとなった。すべて13時30分キックオフとなる全9試合の対戦カードは以下のとおりだ。
■セカンドステージ第17節
11月22日(日)13時30分キックオフ
鹿島 vs 名古屋(カシマ)
浦和 vs 神戸(埼玉)
FC東京 vs 鳥栖(味スタ)
川崎F vs 仙台(等々力)
横浜FM vs 松本(日産ス)
甲府 vs 清水(中銀スタ)
広島 vs 湘南(Eスタ)
柏 vs 新潟(柏)
G大阪 vs 山形(万博)
セカンドステージの優勝争いは、16節終了時点で首位の広島が勝ち点37、2位の鹿島が勝ち点34と“1勝差”になっているが、得失点差が「12」も離れており、事実上の広島の優勝が決まっている。
また年間順位を見ても、すでに松本、山形、清水と降格3クラブは決定しているため、注目は「年間1位」と「チャンピオンシップ(CS)出場権」の2点に絞られてくる。
CS出場権は、すでにファーストステージ優勝の浦和と、年間で2位以内を確定させている広島が獲得しているが、年間1位になればCS決勝進出が決まる。現時点の順位は[資料1]のとおりで、首位の広島と2位浦和の勝ち点差は2。そのため広島が湘南に勝てば優勝が決定、引き分けた場合でも浦和が神戸を相手に得失点差「12」をひっくり返すような大勝を収めない限り、広島の年間1位が決まる。つまり現実的に浦和が逆転で年間1位となるのは、「広島=●、浦和=○」の1パターンのみとなる。
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