PSGが仏代表MFの再獲得を検討か ユーベと来夏まで契約も…複数の強豪クラブが関心
PSGのトゥヘル監督もマテュイディの復帰に前向き、レオナルドSDも継続調査
フランス王者のパリ・サンジェルマン(PSG)は、2年前に放出したフランス代表MFブレーズ・マテュイディを再獲得するかもしれない。フランス紙「ル・パリジャン」が報じている。
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「私はマテュイディが大好きだ」と8日付の「ル・パリジャン」紙のコラムで綴ったのは、かつてJリーグ鹿島アントラーズやブラジル代表で活躍し、今夏からPSGのスポーツ・ディレクター(SD)に再就任したレオナルド氏だった。「私は彼を尊敬し、敬意を持っている。PSGの根本的なものだ」と続けている。
レオナルド氏は今も代理人のミノ・ライオラ氏を通じてマテュイディの動向を追いかけているという。最優先の補強ポイントではないが、PSGは“ボックス・トゥ・ボックス”タイプのMFを探しており、マテュイディ再獲得の可能性を高めている。トーマス・トゥヘル監督も同タイプの選手を探していると同時に、マテュイディの放出を理解できなかったという。
2017年当時、PSGはフランス代表MFアドリアン・ラビオとの契約を延長することを考えていた。しかし、交渉は不調に終わり、ラビオはユベントスへ移籍金ゼロで移籍してしまった。
PSG以外にも、フランスのモナコとリヨンがマテュイディ獲得に興味を示しているという。また、イングランドのエバートンとマンチェスター・ユナイテッドも獲得に関心を示しているようだ。
ユーベとマテュイディは、1年の延長オプション付きで来年6月まで契約を結んでいる。今夏、ユーベは元ドイツ代表MFサミ・ケディラ、ドイツ代表MFエムレ・ジャン、そしてウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを放出する見込みだという。
マテュイディにとって、PSGで共闘したラビオが加入したユーベを離れる理由はないとされているが、多くのクラブの関心を引き付けるフランス代表MFの今後が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)