久保建英は「質が高い」 ジダン監督、“適応の早さ”強調「我々と長年いるみたいだ」
ICCバイエルン戦の前日会見、指揮官がレアルのビッグネームとともに印象語る
レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英は、カナダのモントリオールで行われているプレシーズンキャンプを経て、現地時間20日に行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン戦(ヒューストン)での初出場が期待される。その前日会見に臨んだジネディーヌ・ジダン監督は、数々のビッグネームとともに久保について言及した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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レアルの公式ツイッターでもジダン監督の会見の様子を放映するなど、世界的な人気を誇るレアル。今シーズンの“初戦”ということもあって、多くのメディアが質問を浴びせた。特に個人名が挙げられたのは、去就が不透明なコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、そして今季加わったベルギー代表MFエデン・アザールについてだ。
「彼はマドリードのようなクラブを欲していたし、このクラブは特別なものだ。私は29歳でこのクラブに加入したが、より成長したし素晴らしい時間を過ごした。彼はキャリアのなかでゴールを決めて結果を残してきたからね。我々は彼を生かすつもりだ」
アザールについてこう語りつつ、ハメスとベイルについては“現時点でレアルの選手”とも評したジダン監督。それとともに触れたのが、久保についてだ。
「私は彼とよくコミュニケーションを取っているよ。質が高いし、とてもいい練習をこなしてくれた。彼は我々と長年いるみたいだ。明日プレーするかどうかは言えないが、チームにも溶け込んでいる」
早くもチームの一員として噛み合っていることを強調した。アザール、ハメス、ベイルといったワールドクラスとともに質問に上がる時点で注目度の高さが分かるが、そのなかで久保はどんな存在感を見せてくれるだろうか。