「『これ取れないな』と思った」 川崎の主力が痛感したチェルシーの“別格なポイント”
小林もダブルボランチに脱帽 「こっちのボランチが出られない位置取りを常にしている」
「前半はめちゃくちゃ強いと感じた。ボールを取りに行ってもボランチ2人が非常に巧く、いなされることが続いていたので、ブロックを作らざるを得ないなと。ボランチにプレスを掛けても、こっちのボランチが出られない位置取りを常にしているんで、『これ取れないな』と思いながらプレスに行っていた。やっぱり巧かった」
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この日、チェルシーはイタリア代表MFジョルジーニョとクロアチア代表MFマテオ・コバチッチのダブルボランチを形成してきたが、川崎の連動したハイプレスを見事に“無力化”していた。14日のJ1第19節では首位のFC東京を苦しめ、3-0の大勝を手繰り寄せた戦術が、チェルシー相手には全く通用しなかったことに苦笑いを浮かべていた。
川崎はシーズン半ばでトップコンディションにある一方、チェルシーは新体制の下、始動してまだ10日ほどと、本領を発揮するには厳しい環境となっていたが、そのなかでも川崎の選手たちはチェルシーのレベルの高さを思い知らされていたようだ。