宇佐美貴史、2度目の欧州挑戦で得た“失敗”の意味 「清々しいくらいダメだった」理由とは?
「失敗」のなかから見つけ出したもの これまでとの“イメチェン”
「自分はボールを触りながら、いろんなアイデアを作りながら、いろんな選手と関わりながらサッカーがしたいと思った。(今の)ガンバは70%保持されるという試合はあまりなかったし、だからそこに自分を落とし込むイメージはすんなりできた」
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運動量で勝負する、フィジカルで勝負する。今までの宇佐美貴史からはあまり想像ができなかったかもしれない。だからこそ、確かに“失敗”したことで意味があった。
「向こうで得た守備面は残しながら、もっと攻撃的なイメージ。何も考えていなくても、どんどん(アイデアが)湧き出てくるようなタイプやから。得たことは残して、攻撃に関わっていけば、だいぶ力になれると思う」
その意味を体現する舞台は自ら選んだ。
あのドイツでの経験があったから――。宇佐美はどんな過去でも決して無駄にせず、現実を知り、未来へと突き進んでいく。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)