元英代表FWルーニー、冷静すぎる股抜き弾に称賛 「ピュアマジック」「新たな感銘」
シンシナティ戦で1得点1アシストを記録 マーカー2人を翻弄する技ありのダメ押し弾
元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが所属する米MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドは、18日にFCシンシナティと対戦し、4-1で勝利した。先発出場したルーニーは、ダメ押しゴールを含む1得点1アシストを挙げたが、冷静すぎる股抜き弾をクラブも「ピュアマジックだ」と称賛している。
D.C.ユナイテッドは前半42分、ルーニーのお膳立てからアルゼンチン人MFルーカス・ロドリゲスがゴールを奪って先制。後半9分に同点に追いつかれるも、同14分にL・ロドリゲスがこの日2点目を挙げて再び勝ち越し、さらにルーニーが魅せる。
後半19分、アルゼンチン人DFレオナルド・ハラからパスを受けたルーニーは、ペナルティーエリア内中央でシンシナティの選手2人と対峙。カットインしてシュート体勢に入ると、トリニダード・トバゴ代表DFジャスティン・ホイトが足を出してきた瞬間、股下を通して、そのままゴール左隅に流し込んだ。
相手GKが一歩も動けない狙いすました一撃に、D.C.ユナイテッド公式ツイッターは「落ち着き払い、そしてハラとルーニーのおかげで3-1とリード。ピュアマジックだ」と称えた。海外サッカーメディア「BeSoccer」も「ルーニーは飽きない。新たな感銘」と伝えている。
33歳となった元イングランド代表主将は、LAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとともに、アメリカのサッカー界を力強く牽引している。
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