ユベントスとの名門対決を前に予防線を張るミラン監督 本田は8戦連続の先発落ちが濃厚

「ユベントス戦は決定的な試合ではない」

 現在、ミランは6勝2分4敗の勝ち点20で6位、ユベントスは5勝3分4敗の勝ち点18で7位。ミハイロビッチ監督の言葉とは裏腹に、順位表の状況は上位に進出するための「サバイバルマッチ」であることを示している。首位で並ぶインテルとフィオレンティーナの勝ち点は27であり、今節の対戦相手も中位から下位の相手であるため、このゲームで仮にミランが敗れれば、指揮官がターゲットとする1月の首位奪還はかなり厳しくなるだろう。

 一方で、名門の宿命とも言えるミランに対する評価について、このような言葉を残している。

「ミランの環境は少し変わっている。我々が勝利した時には、もっと良い内容の試合ができたのではないかと言われる。そして、引き分けるか負けという結果が出た時には、いつの間にかそのゲームは決定的な試合だと言われるんだ」

 指揮官が大きなプレッシャーを感じていることを言葉ににじませた。その結果が、「ユベントス戦は決定的な試合ではない」と繰り返したことにつながるのだろう。

 

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