ビジャ&トーレス、“夢の2トップ”が実現間近だった? 「獲得に迫っていた」と英指摘
リバプールがビジャ獲得に乗り出していたことに再脚光 「本人も前向きな姿勢だった」
プレミアリーグはいまや世界最高レベルのリーグとして確固たる地位を築いている。イングランドには現在、数多くのトッププレーヤーが集結しているなか、英サッカー専門メディア「Squawka」は「プレミアリーグ移籍が目前に迫るも最終的に実現しなかった6選手」と見出しを打って報じ、ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャとサガン鳥栖の同代表FWフェルナンド・トーレスが、かつてリバプールで共闘の可能性があったと伝えている。
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現在、放映権の高騰により豊潤な資金力を擁するプレミアリーグは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もベスト8に全4チームが進出し、決勝戦もリバプールとトットナムの同国対決となった。“ビッグ6”と呼ばれる6つのビッグクラブが優勝と4つのCL出場枠を争う世界最高レベルの戦場となっている。そんななか記事では、過去にプレミアリーグ移籍に迫るも、最終的には実現に至らなかった選手たちを取り上げており、神戸でゴールを量産しているビジャもそこに名を連ねている。
「2008年当時、リバプールがプレミアリーグのタイトルから遠ざかっていたこともあり、ラファエル・ベニテスは数人を必要としていたが、ビジャ獲得が目前に迫っていた。ビジャとトーレスのスペインコンビがタイトルに向けたキーポイントになると踏んでいたからだ。本人もリバプール移籍に前向きな姿勢を見せていた。しかし、最終的にクラブはダビド・エンゴグを獲得した。2009年は2位に終わったが、ベニテス、トーレス、アロンソ、マスチェラーノらがタイトルを求めてクラブを去った」
当時バレンシアに在籍していたビジャは、トーレスとスペイン代表で強力2トップを築いており、ラファエル・ベニテス監督はリバプールでもコンビを形成しようというプランを画策していたが、最終的には折り合いがつかず、実現には至らなかったようだ。
現在、共闘の可能性が浮上していた08年から11年の時を経て、ビジャはトーレスとともにJリーグでプレーする機会を得ることになった。