ドルトムント指揮官が今季3度目の3失点完敗に失望 「我々は罰せられて当然の出来」

0-3となってから反撃も、時すでに遅く

 ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は、1-3での敗戦にがっくりと肩を落とした。20日に行われたリーグ第13節、ハンブルガーSV(HSV)との一戦は後半10分までに3点を奪われる展開で進んだ。同41分にエースFWオーバメヤンが一矢報いたとはいえ、完敗で今季2敗目。指揮官は「敗れて当然の試合」と振り返った。独地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じた。

 2週間の代表ウィークを挟んで迎えたこの試合、今季絶好調で抜群の破壊力を誇るいつものドルトムントの姿はそこにはなかった。HSVを相手に守備が崩壊。今季3失点以上を喫したのは、10月4日のリーグ8節バイエルン・ミュンヘン戦(1-5)以来。8月20日のUEFAヨーロッパリーグ予選オッド戦(4-3)を含めて、今季3度目となった。指揮官も「負けるべくして負けた」と反省の言葉を並べた。

「敗れて当然(の出来)だった。最初の45分は我々の理想とは遠く離れていた。この試合に臨む準備ができていなかった。十分なインテンシティを見せる準備ができていなかった。我々は罰せられて当然の出来だった」

 後半10分にDFフンメルスのオウンゴールで0-3となった。そこで、ようやく目を覚まして反撃に動いたが、残された時間で逆転するにはあまりに差が大きかった。トゥヘル監督の言葉からは、無念の思いが伝わってきた。

 

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