攻撃者・マルセロ、守備者・久保がレアル練習で攻防 日本代表MFが華麗スキルで応戦
17日のミニゲームでマルセロと久保がマッチアップ、クラブ公式がプレー映像公開
今夏、FC東京からスペインの名門レアル・マドリードへ完全移籍した日本代表MF久保建英がトップチームの北米ツアーに帯同している。現地時間17日のトレーニングでは、ブラジル代表DFマルセロとマッチアップし、久保が“守備者”として対応した一方、直後に華麗なテクニックで応戦する攻防を繰り広げた。クラブ公式YouTubeチャンネルが、一連のプレー映像を公開している。
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レアルはカナダのモントリオールで合宿を敢行しており、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表DFマルセロ、ドイツ代表MFトニ・クロースらスター選手に交じり、久保もトレーニングに参加。バイエルン・ミュンヘン(現地時間20日/ヒューストン)、アーセナル(23日/ワシントンDC)、アトレチコ・マドリード(26日/イースト・ラザフォード)とのプレシーズンマッチに向けて調整を続けている。
一般公開された17日の練習では、実戦形式のミニゲームも行われたなか、久保とマルセロがマッチアップするワンシーンも見られた。混戦から抜け出したマルセロが攻撃者となり、久保は守備者として対応。マルセロのドリブルに久保が追いすがるも、ボールを奪い切れないまま中央へパスを通された。
そのボールは味方が跳ね返し、こぼれ球を拾った久保が左足でキープ。すると、上がっていたマルセロがすぐさま体を寄せて、攻撃と守備の立場が入れ替わった。ボール奪取を図るマルセロに対して、久保は体を入れながら左足裏でボールを外側に転がして間合いを作り、巧みにプレスをいなして応戦している。
クラブ公式YouTubeチャンネルでは、そのシーンを収録したトレーニング映像を投稿。ミニゲームでは久保がボールに触れる回数も多く、コメント欄では「出場が待ち遠しい」という声が上がった一方、「ボールロストが多い」という意見も並んだ。
ジネディーヌ・ジダン監督が見守るなかで光るプレーも見せた日本の若武者。バイエルン戦で出場のチャンスをつかみ、“レアル初陣”を飾れるだろうか。