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2万8000キロ移動と強行先発の果てに… HSV戦不発の香川に独紙がチーム最低タイの評価
精彩欠き前半のみで退く 地元紙の採点は「5」
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、20日に行われたハンブルガーSV(HSV)との一戦に先発出場。日本代表の一員としてロシア・ワールドカップ2次予選のアウェーゲーム2試合を戦い、計2万8000キロにも及ぶフライトの果てに臨んだ強行軍の中での起用で、開幕から13試合連続の先発出場となったが、見せ場のないまま後半開始と同時にベンチへ下がった。
前節終了時点で11位のHSVに1-3と完敗したドルトムントは、ドイツの地元メディアから揃って酷評された。香川も「HSVにうまく処理された」という評価で、チームワーストタイの評価だった。
独地元紙「ルール・ナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)で、香川はワーストタイとなる5点となった。MFバイグル、オウンゴールを献上した主将DFフンメルス、香川とともに前半のみの出場となったDFギンター、MFギュンドアンも同じく5点。香川は日本代表として中2日の強行日程に臨んでいた。一方、ギンター、フンメルス、ギュンドアンのドイツ代表トリオは、爆弾によるテロ事件がスタジアムの入場ゲートで起きたフランス戦、テロ予告で中止となったオランダ戦に参加していた。
心身ともにストレスを抱えた4人の代表戦士は、リーグ再開初戦で厳しい評価を受けている。攻守ともに精彩を欠き、今季2敗目を喫したドルトムントは、最高点がDFシュメルツァーの3.5点。全体的に低評価だった。
後半41分に、FWオーバメヤンが一矢を報い、今季初となる無得点での敗戦は逃れたが、今季15点目を決めたエースに与えられた点数も4.5点という非常に低いものとなった。MFロイス、DFソクラティスも同じく4.5点。PK献上のGKビュルキ、前線で何度か好機を演出していたMFムヒタリアン、MFカストロ、途中出場のDFピスチェクが4点だった。