レアル久保、先輩MFイスコから“レッスン” 強烈チャージに耐え切れずよろめく一幕も
17日の公開練習中、イスコと球際で激しい攻防 バランスを崩してボールロスト
今夏、FC東京からレアル・マドリードに完全移籍した日本代表MF久保建英は、プレシーズンツアーでトップチームに帯同し、スター選手たちとともにトレーニングを行っている。現地時間17日のトレーニングは完全公開となったなか、スペイン代表MFイスコに激しいチャージを受けてぐらつき、大きくよろめく一幕があった。レアル公式YouTubeチャンネルが動画を公開している。
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トップチームの北米遠征メンバーに選出された久保は、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスやウェールズ代表FWガレス・ベイルらと汗を流し、現地時間20日に控えるバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズンマッチに向けて調整を進めている。
外国籍選手枠の関係上、久保はフベニールA(U-19)での登録が決まり、レアルB(カスティージャ)とトップチームの両方で出場が可能となったなか、18歳の日本人アタッカーは一流選手たちから練習を通じて手ほどきを受けているようだ。
17日のトレーニングは、米MLS(メジャーリーグサッカー)モントリオール・インパクトの本拠地「スタッド・サプト・スタジアム」で一般公開となり、約2万人を収容するスタジアムに多くのファンが集結。ミニコートでのパス回しでは、久保とイスコが球際で激しい攻防を繰り広げた。
タッチ制限があるなか、中央でパスを受けた久保は股下にボールを通すと、左足インサイドで巧みなパスを披露して混戦を打開。そのままパス回しが続き、久保が間近の味方からパスを受けた瞬間、背後からイスコが素早く寄せる。激しいチャージに久保は踏ん張り切れず、大きくよろめいてバランスを崩し、ボールも失う場面も見られた。
初日のミニゲームでは華麗な反転から元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールをアシストした久保は、14日にもコスタリカ代表GKケイラー・ナバスを足裏フェイントで翻弄してゴールをマーク。チーム内で徐々に存在感を高めている一方、先輩から“レッスン”も受けながら研鑽を積んでいるようだ。