トッテナム、アトレティコ移籍のDFトリッピアー後釜にマルセイユ酒井をリストアップか

マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】
マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】

トリッピアーのアトレティコ移籍が決定し、DFオーリエ売却も画策と右SBが手薄に

 トットナムは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、クラブ史上初の決勝進出を果たした。今オフは選手の入れ替えが行われており、現地時間17日にはイングランド代表DFキーラン・トリッピアーのアトレチコ・マドリード移籍が発表された。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、トットナムが新たな右サイドバックとしてフランス1部マルセイユの日本代表DF酒井宏樹をリストアップしていると報じている。

「スカイ・スポーツ」によると、トリッピアーは移籍金2170万ポンド(約29億円)でアトレチコに加入。アトレチコからは、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアを交渉の一部に入れるオファーを受けたが、トットナムは金銭のみを要求したという。

 トットナムは、コートジボワール代表DFセルジュ・オーリエの売却にも動いているとされ、右サイドバックの2選手がいなくなれば、同ポジションは手薄になる。その後釜として獲得が噂されるのが酒井だ。

 記事では、マルセイユの酒井宏樹はトットナムがトリッピアーとオーリエの穴を埋めるために求めているタイプの選手と評し、6月中にも話題となった日本人SB獲得の可能性を再び報じた。

 トットナムの第一希望は23歳以下の選手であり、一部フランスメディアでは、酒井は残留を希望したとも報じられている。だが、理想の補強できなければ、財政難に陥っており、選手の売却を視野にいれてマルセイユにオファーを出すことはあり得る。トリッピアーの移籍が正式に決定し、プレミアリーグの移籍市場が8月8日までということを考えると、ここからトットナムが酒井の獲得への動きを早める可能性は十分だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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