元イングランド代表主将ルーニー、クロップ監督を称賛 “唯一の過ち”と言及したのは?
ドルトムント時代からの功績を高く評価「この男は本当に持ってる」
米MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたリバプールのユルゲン・クロップ監督を絶賛している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
リバプールは昨季、念願のプレミアリーグ制覇こそマンチェスター・シティに譲ったものの、勝ち点「97」は1シーズンのクラブ記録を更新。ヨーロッパの5大リーグにおいて、2位チームとしては史上最多勝ち点であることに加え、プレミアリーグでも過去26シーズンでは2017-18シーズンを除けば十分に優勝できる勝ち点だった。
そしてCLでは、準決勝で第1戦に0-3の完敗を喫したなか、第2戦で4-0の圧勝を収めてバルセロナ相手に逆転突破を果たし、決勝ではプレミアのライバルでもあるトットナムを2-0で下して、2004-05シーズン以来14季ぶり6度目の戴冠を成し遂げている。
そんなクロップ監督を、かつてプレミアで活躍したルーニーは、「彼の選手たちが、彼の下でプレーするのをどれほど楽しんでいるのか目に見えて分かるだろう。彼は素晴らしい男だ」と称賛している。
プレミア時代はリバプールの最大のライバルであるエバートンとマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたルーニーは、このように言葉を続けている。
「彼の唯一の過ちは、リバプールで仕事をし、成功したことだよ。ユルゲン・クロップのこと、そして、彼がこれまで成し遂げたことを本当に尊敬している。リバプールだけではなく、ドルトムント時代もだ。この男は本当に持ってる。彼にはまだ最高の年が待っているだろう」
来たる新シーズン、昨季目前で逃したプレミアリーグタイトルを手にできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)