レアル久保、練習での驚異のアウトサイドキックに海外紙脱帽 「天才」「チームの軸」
ポゼッション練習で味方のパスミスをカバーする圧巻のボールコントロールを披露
スペインの名門レアル・マドリードに加入した日本代表MF久保建英は、世界のトップスターたちに交じり、連日トレーニングで汗を流している。クラブ公式YouTubeチャンネルは頻繁にその模様を公開しているが、ポゼッション練習で味方のパスミスをカバーする圧巻のボールコントロールに、海外メディアは「天才クボ」「チームの軸だった」と称賛している。
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日本代表の一員として出場した6月のコパ・アメリカ(南米選手権)の期間中にレアル移籍が決定。7月7日にスペインへ発って“白い巨人”に合流し、トップチームの北米遠征に帯同している。
初日のミニゲームではドイツ代表MFトニ・クロースの縦パスを受け、華麗な反転から元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールをアシスト。14日にはコスタリカ代表GKケイラー・ナバスと1対1の場面を鮮やかなテクニックで翻弄し、同じく新加入のベルギー代表MFエデン・アザールと英語で軽妙なトークをかわすなど、存在感を示していることが海外メディアでも大きく報じられていた。
そして、カナダ合宿7日目となった16日、6対6に分かれてのポゼッション練習でも魅せた。巧みな動きでボールを捌きながらボール回しを誘導するなか、正面の味方からのパスが空中に大きく逸れた。しかし、久保は体を捻りながらこれに素早く反応。左足アウトサイドに当て、完璧にコントロールされたボールが左側にいた別の味方の足元にピタリと収まった。
流れのなかでは一瞬だが、テクニックと高い状況把握力が詰まったプレーに「AS」紙チリ版は「天才クボ」と評し、「久保はボールを保持するうえでチームの軸だった。彼はパスミスを受けてこれをやった」と動画付きで伝えている。
20日に行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)初戦のバイエルン・ミュンヘン戦(ヒューストン)で、デビューの瞬間は訪れるのか。そのプレーを実戦で見ることへの期待は高まるばかりだ。