米代表MFプリシッチ、新天地チェルシーでの挑戦に感慨 「シーズンが待ちきれない」
今季から指揮を執るランパード監督を見て育ったエピソードを告白
今季からチェルシーでプレーするアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチは、「待ちきれない」と来たる新シーズンに向けて意気込みを語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。
プリシッチは今年1月、移籍金5800万ポンド(約82億円)でチェルシーと5年半の契約を締結。昨季後半戦はレンタルでドルトムントに再加入する形でプレーを続け、ブンデスリーガのシーズンが終わってからロンドンへ渡った。
北中米カリブ海のサッカー選手権「CONCACAFゴールドカップ2019」にはアメリカ代表の一員として出場。現地時間7日に行われた決勝ではメキシコに0-1で敗れたものの、その後チェルシーに再合流し、日本でのプレシーズンに臨むメンバー25人にも名を連ねている。プリシッチは英誌「ガファー・マガジン」のインタビューで、今季からチェルシーの指揮を執るフランク・ランパード監督を幼少期から見て育ったと明かしている。
「このクラブについて考える時、たくさんの偉大な選手は頭に浮かぶ。僕はフランク・ランパードや、プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグでのそのようなトッププレーヤーの試合を見て育った。僕にとって、チェルシーは常に最もビッグなチームの一つだったし、今ここでプレーしていることは、一周回ってその時に戻ってきたということだ。素晴らしい気分だよ」
チェルシーと契約してから6カ月以上経ち、プレシーズンの日本遠征でついにデビューを飾る予定。プリシッチは「自分には、スピードと高いクリエイティビティーがあると思う。速さと、異なる攻撃の仕方でチームを助けることができる。プレミアリーグで本当に上手く使える技術を持っていると思う」と、エースのベルギー代表MFエデン・アザール(レアル・マドリード)が去った新天地で新たな風を吹き込みたいと意気込みを語り、新シーズンを「待ちきれない」と話していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)