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ジェラードが古巣リバプールへの復帰を否定 「ヨーロッパに戻る必要はない」と断言
欧州でのキャリアに未練なし
米MLSのLAギャラクシーの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードは、シーズンオフを利用したリバプール復帰のうわさをきっぱりと否定した。「ユーロスポーツ」国際版の独占インタビューに応じ、「もうヨーロッパに行く必要はない」と第一線でのプレーをする意志がないことを断言した。
ジェラードは昨季限りで主将を務めたリバプールを退団し、LAギャラクシーに加入した。今季のレギュラーシーズンは5位になってプレーオフに進んだが、シアトル・サウンダーズに2-3で敗れてポストシーズンへの進出を逃した。これで今季の全日程を終えていた。来年3月のシーズン開幕までの間は、かつてデイビッド・ベッカム氏やティエリ・アンリ氏も経験したように、短期のレンタルで古巣リバプールへ復帰する可能性も報じられてきた。
このうわさについて、リバプールのユルゲン・クロップ監督は練習参加は問題ないが、復帰については否定した。そして、ついに本人の口から、それを否定するコメントが発せられた。
「僕は代表からは引退した。ヨーロッパに戻って自分自身の実力を証明する必要はない。来季はまた長いシーズンが待っている。僕には休息が必要だ。休んで、より強くなって戻ってくることが重要だ」
リバプールで710試合に出場し、186ゴールを積み重ねてきたた。UEFAチャンピオンズリーグ制覇の経験も持つイングランドのレジェンドは、すでに35歳となった。欧州でのキャリアに未練はなく、残りのサッカー人生をアメリカで全うすると誓った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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