「ハッピーな方法で挨拶」 冨安、新天地ボローニャで披露したダンスに地元メディアも注目
今夏にボローニャに加入した冨安 クラブ公式が合流の様子を動画で公開
ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は現地時間16日、新天地でのトレーニングに合流。その様子をボローニャ公式ツイッターが動画で公開し、チームメートの手拍子に応えるようにコミカルなダンスを披露。地元メディアも「新たな仲間たちにハッピーな方法で挨拶した」と紹介している。
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2016年にアビスパ福岡でプロデビューを果たした冨安は、18年にシント=トロイデンに加入。188cmの屈強な体格を生かした対人能力に加え、正確無比なフィードによるビルドアップ力も備えており、2018-19シーズンは公式戦40試合出場と瞬く間に主力に定着した。日本代表にも18年に初招集されると、今年1月にUAEで開催されたアジアカップでは最終ラインの中核を担い、一気に主力へと飛躍を遂げた。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの冨安だが、今夏にボローニャへのステップアップを決断。元日本代表MF中田英寿氏が2004年に期限付き移籍していたことで日本にも縁があるイタリアの古豪に活躍の場を移すことになったが、クラブ公式ツイッターは「笑顔。握手。そして、少しのダンス。冨安が早速新居に落ち着いた」と、合流する様子を動画で公開している。
車から降りた冨安は、クラブハウスで選手やスタッフ陣に挨拶して回ると、練習場では笑顔でファンサービスに応じる姿も見せていた。また、チーム全員が揃ったなかで紹介されると、手拍子が発生。それに合わせてコミカルなダンスを披露していた。
イタリア地元メディア「Zerocinquantuno」は「冨安は素晴らしい歓迎を受けた」と取り上げ、「彼は新たな仲間たちにハッピーな方法で挨拶した。同僚が彼の周りに円を作り、熱心な聖歌隊として長い拍手喝采を送っていた」と、“冨安ダンス”の際の状況を伝えている。いよいよ欧州5大リーグでの挑戦ということになるが、チームメートから温かな歓迎を受け、リラックスした様子が見て取れた。