浦和のズラタンがスロベニア代表引退を表明 「いいピリオド。みんなに別れを告げてきた」

EURO出場を目指すもウクライナとのプレーオフで敗退

 ウクライナ代表とのプレーオフの末、惜しくも欧州選手権(EURO)本大会への出場を逃したスロベニア代表。チームの一員として戦った浦和のFWズラタンは、スロベニア代表としてのキャリアに終止符を打ったことを明かした。

「今回はEURO出場が懸かっていて、重要な2試合だった」とズラタンが振り返った今回のプレーオフでは、アウェーの初戦を0-2で落としたことが尾を引いてしまった。ホームの第2戦では1点を先制した後半23分からズラタンも出場し、同点、逆転ゴールを目指して懸命に戦った。しかし、最終的にはその試合の同点ゴールを許し、2戦トータル1-3で敗れた。「自分の代表としてのキャリアの集大成になるかもしれないから、とにかく良い結果を目指して全力で戦いたいんだ」と意気込んでいたズラタンだったが、その願いは届かなかった。

 そして、このプレーオフでスロベニア代表の一員としてのキャリアに区切りをつけたことを語った。

「個人として代表で10年間プレーしてきて、いいピリオドだと思う。みんなにも別れを告げてきた。良い時期だと思う。僕だけでなく、僕の世代でも何人かが代表のキャリアを終えるのだけど、彼らとともに引退したい。そういう時期に来たと思う」

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング