レスター、英代表DFマグワイアへの全オファー拒否 「評価額に近づいたクラブはない」
レスターは評価額を121億円とするも、それに届くオファーを提示したクラブはゼロ
レスターのブレンダン・ロジャース監督が、マンチェスター勢から関心が伝えられるイングランド代表DFハリー・マグワイアへのオファーはすべて断ったと明かした。クラブの評価額は9000万ポンド(約121億円)とされ、レスターを納得させるオファーはなかったという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
2017年からレスターでプレーするマグワイアは今やプレミアリーグ屈指のセンターバックへと成長し、メガクラブから熱視線が注がれている。そのなかでも、今夏はマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティというマンチェスターの両雄が揃って獲得に動いている。
どちらのクラブも獲得に近づいているとの報道が出ており、情報の信憑性はどれも定かではない。しかし、レスターを率いるロジャース監督は「ハリーはトップクオリティーを持った選手だ。クラブの評価額に近づいたクラブはない」と語り、マグワイアへのオファーはクラブがすべて断ったとしている。実際の要求額は9000万ポンド(約121億円)とされ、これに届く提示はないのだという。
これが実現すれば、DFの選手としてはリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(7500万ポンド=約101億円)を抜いて、歴代最高額の移籍となる。
渦中のマグワイアはすでにチームメイトにも移籍希望を伝えたとも報じられていたが、今季最初のテストマッチとして行われた16日のスカンソープ・ユナイテッド戦にも後半から出場していた。プレミアリーグ開幕まで1カ月を切り、マグワイアの去就問題は俄然注目を集めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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