新鋭DFデ・リフト、間もなくユーベ移籍発表へ メディカルチェック施設到着と伊報道
アヤックスでCLベスト4に貢献 長きにわたる移籍交渉がついに決着
イタリア王者ユベントスへの加入が決定的とされながら正式決定まで時間が掛かっていたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトだが、ついに決着がついたようだ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、現地時間17日にユベントスの施設でメディカルチェックを行っているとレポートしている。
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記事によるとデ・リフトは17日の午前にトリノの空港へ到着。そのままユベントスが持つクラブの施設である「Jメディカル」に入り、昼食を取った後に午後からメディカルチェックが行われるとしている。
その後、メディカルチェックに問題がなければ夕方以降に5年契約にサインする見通しだとされた。日本時間で18日の早朝には正式発表される可能性が高まっている。
19歳のデ・リフトは昨季、オランダの名門アヤックスの一員としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4入りに大きく貢献。その過程では、準々決勝でユベントスも破っている。
シーズン終了後のビッグクラブ行きが浮上したなか、スペインの強豪バルセロナ行きが濃厚と報じられた時期もあったが、ユベントスが条件面で上回ったとされた。クラブ間交渉の過程で代理人のミノ・ライオラ氏が、昨年の時点で5000万ユーロ(約60億円)を出すクラブがあれば移籍を認めると口頭合意があったと話したこともあり、その交渉は長引く結果になったが、遂に決着を見た模様だ。
長年ユベントスの最終ラインを支えたDFレオナルド・ボヌッチやDFジョルジョ・キエッリーニといったイタリア代表選手たちは年齢が上がってきたこともあり、世代交代の必要性が指摘されていた。クラブの屋台骨になることが期待されるデ・リフトは、“守備の国”の最強クラブでさらなる成長を遂げられるだろうか。