元日本代表MF今野泰幸、磐田に完全移籍決定 「あっという間に移籍することに…」
「ずっと応援してくれたことは一生忘れません」とサポーターに感謝
J1ガンバ大阪は17日、元日本代表MF今野泰幸のジュビロ磐田への完全移籍を発表した。
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G大阪は今季のJ1リーグ戦で19試合を消化して勝ち点23の11位。そのなかで今野は5月11日のサガン鳥栖戦(1-3)以来、先発出場がなく、6月29日の松本山雅FC戦(3-1)からはベンチ外の状況が続いていた。
36歳の今野は2001年にコンサドーレ札幌に加入し、プロデビューを果たした。2004年から2011年まで所属したFC東京では2回のナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)優勝と天皇杯優勝に貢献し、2012年からG大阪に移籍。2014年にはJ1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯の“3冠”に尽力した。
今野はG大阪の公式サイトを通じ、「夏のタイミングで移籍する事は考えてはいませんでしたが、ジュビロからオファーをいただいて、流れに身を任せたらあっという間に移籍することになりました」と経緯を説明。現在の心境とサポーターへのメッセージを続けて綴った。
「シーズン最後までみんなと戦いたかった気持ちはものすごくあったし、迷惑をかけてしまうので本当に悔しいし、チームメイトのみんなと別れるのは寂しいですが、でも、プロの世界なのでこういうことはあると思って、なんとか切り替えて、ジュビロ磐田で活躍できるように頑張りたいと思います」
「サポーターの皆さんには、今年なかなか自分の良いパフォーマンスをお見せすることができなくて、残念に思っています。最後のお別れもできなかったですが、ずっと応援してくれたことは一生忘れません。本当に7年半、いつも応援してくれてありがとうございました」
移籍先の磐田は現在、J1リーグ戦16位とJ1参入プレーオフ圏に沈んでいる。苦しむ名門の浮上に貢献し、ベテラン健在をアピールしたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)