ヴィニシウス&久保は「向こう15年の2大スター」 レアルの“策略”を現地メディア分析
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戦力面、経済面でアジアとアメリカの市場を新規開拓する“切り札”として期待
2018-19シーズンを3位で終えたレアル・マドリードは、チェルシーからベルギー代表MFエデン・アザールを獲得するなど補強し、今季王座奪還に挑む。北米遠征のためカナダでトレーニングを続けている“白い巨人”において、長期的ビジョンで鍵を握るのがブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと新加入の日本代表MF久保建英だという。海外メディアは「フットボール界を征服できる」と見立てている。
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リーダー格のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスや2018年にバロンドールを獲得したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表DFマルセロ、ドイツ代表MFトニ・クロースら豪華タレント陣を擁しながら、昨季レアルは宿敵のバルセロナの後塵を拝し、リーグ戦3位に終わった。
今夏、チェルシーから移籍金1億ユーロ(約121億円)でアザール、フランクフルトから6000万ユーロ(約73億円)でセルビア代表FWルカ・ヨビッチ、さらにサントスから4500万ユーロ(約58億円)でブラジル人FWロドリゴ・ゴエスらを獲得。FC東京から電撃加入した久保も、トップチームの北米遠征に帯同して日々の練習で注目を集めている。
スペインメディア「Defensa Central」は、「マドリードの計画、ヴィニシウスと久保で市場を制覇」と見出しを打って特集。昨季加入したブラジル代表FWヴィニシウスと久保が、様々な面からクラブの将来を担う存在だと分析している。
「クラブは世界的な“時代”を築ける2人のプレーヤーに希望を抱いている。それがヴィニシウスと久保だ。レアルは向こう15年のサッカー界の2大スターになると信じている。サッカーの面でも、経済的な影響の面でもだ」