香川はたくましき「ワールド・トラベラー」 フル稼働中のアタッカーをドイツ紙が特集

代表遠征でアジア全土を飛び回る香川を紹介

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が、20日の敵地ハンブルガーSV(HSV)戦で、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の連戦で合計2万8000キロにも及ぶフライトの果てに、中2日で強行先発を果たすことになったが、地元メディアはこの日本人アタッカーに対し、新たに「Weltreisenden(ワールド・トラベラー)」という異名を与えている。ドイツ地元紙「キッカー」が、「HSV戦でロイスと香川とともに」と特集している。
 首位バイエルン・ミュンヘンを勝ち点5差で追走するドルトムントは、ベストメンバーでHSV戦を迎えることになった。
 記事では「金曜日、HSVでドルトムントは全力で戦うことになる。ハムストリングの故障明けのマルコ・ロイスと、シンガポールとカンボジアとの国際試合で、2万8000キロのフライトが骨身に染みているシンジ・カガワがともにいるということだ」と報じている。
 HSV戦の前日記者会見で、トーマス・トゥヘル監督は「シンジは(スタメン)継続だ」と語ったと報じられている。今季公式戦7得点7アシストのエースは、絶大な信頼を指揮官から寄せられている。

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