「サッカー人生が変わった」 レアルOB証言、久保が“名門”で戦う意義「要求は高いが…」
リーガのアンバサダーとして来日した元レアルのバチスタ氏 久保は「才能が豊かな選手」
レアル・マドリードに移籍した日本代表MF久保建英の報道が、日本だけでなく現地スペインでも過熱している。現地紙の一面を飾り、クラブの公式SNSでも動画が配信されるなど逐一情報が入ってくるが、かつて“白い巨人”に所属したセレソン経験者も久保を「ホープ」として見ると同時に、レアルというクラブの存在の大きさについても語った。
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16日、スペインのプロサッカーリーグである「ラ・リーガ」(リーガ・エスパニョーラ)は、株式会社H.I.S.と日本初となるオフィシャルパートナー契約を締結したと発表したが、その記者会見のゲストに現在はリーガのアンバサダーを務める元ブラジル代表MFジュリオ・バチスタ氏が招かれた。
今もなお逞しい体格を誇るバチスタ氏は、パワフルさと高い技術を兼備する中盤の選手として、リーガではセビージャ、レアル、マラガの3クラブでプレー。特に2005年から08年まで所属したレアルでは、07-08シーズンに宿敵バルセロナとの敵地クラシコでゴールを決めるなど、リーガ制覇に貢献した。
「マドリードに行ってサッカー人生が変わった」と語ったバチスタ氏。そんな彼の耳にも、久保の評判は伝わっているようだ。久保について、このように感じているのだという。
「タレント、才能が豊かな選手です。いわばホープだと思います。ただ、そう言われるだけでなく、大きな課題を持っている。彼は世界最大級のクラブに在籍している。要求は高い。そんななかでもタレントを見せることを願っています」
持ちうる潜在能力は抜群とはいえ、久保を取り囲む面々はどのポジションも各国代表のレギュラークラスが揃っている。そのことをバチスタ氏は率直に指摘した。
ただ、それとともに久保の挑戦が長期的に見て、日本サッカーのためになるとも口にする。