中2日の強行軍も揺るがぬ香川への信頼! ドルトムント指揮官がHSV戦の先発断言

 2万8000キロの代表遠征から中2日で強行先発

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が、20日の敵地ハンブルガーSV(HSV)戦で強行先発を果たすことが明らかになった。ドルトムントの公式サイトが報じている。
 香川は17日に灼熱(しゃくねつ)のプノンペンで行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のカンボジア戦でフル出場を果たした。
 中2日で行われる敵地での一戦で、「小さな魔法使い」との異名が地元メディアから与えられた香川は温存されると、ドイツ地元誌「キッカー」は予想。リーグ戦13試合目にして初の先発落ちで、左インサイドハーフにはMFゴンサロ・カストロが入るとされていたが、トーマス・トゥヘル監督の「背番号23」に対する信頼は絶大だった。
「シンジの状態は問題ないだろう。彼を先発起用するつもりだ」
 指揮官は記者会見で、こう語ったという。W杯アジア2次予選ではシンガポール、カンボジアと東南アジアで連戦。過酷な移動について「キッカー」誌は、代表期間中に「2万8000キロ! ドルトムントの日本人はHSV戦直前にしか戻ってこられない。トゥヘルは香川を心配する」という特集を組んでいた。

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