「補強禁止は祝福か?」 ランパード監督、“尖った質問”に見せた度量「良いことかもね」
レジェンドを前にコバチッチも「監督に誇りを持ってもらうように戦う」
「移籍というのは、常にクラブを良くするために求められるもの。ただし、今回の補強禁止処分は自分が来る前に決定したことなので、今さらああすれば良かった、こうすれば良かったとは言うことができない。補強の禁止が祝福かという質問だったが、確かに可能だったら8月にいろいろなストレスが生まれるので、それがなくなったというのは今のメンバーに集中できるという点で良いことかもしれないね」
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“ビッグ6”がしのぎを削るプレミアリーグで、補強ができないという不利な状況からのスタートを余儀なくされるランパード監督だが、アザールの抜けた穴を今いるメンバー全員で埋めていくことに腹を括っている様子だった。そんなランパード監督に対し、隣に座るコバチッチは「素晴らしいレジェンドの下でプレーする。監督に誇りを持ってもらうように戦う」と、その忠誠心を強調した。
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督も、就任1年目のシーズンでCL制覇という功績を残すことができたのは、クラブの英雄というカリスマ性に選手たちが感化された部分は少なくなかっただろう。ランパード監督もまた、チェルシーの偉大なレジェンドとして、選手たちに与える影響は大きそうだ。