G大阪の攻守の要がアジア1位に輝く 今季のACL個人スタッツランキングが発表
公式ツイッターで公開 遠藤がパス数、東口がセーブ数でトップに
今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も、20日に行われる広州恒大(中国)対アル・アハリ(UAE)の決勝戦第2戦を残すのみとなった。第1戦はアル・アハリのホームで行われ、0-0の引き分けに終わっているため、次戦に勝利すれば文句なしの優勝を果たすことになる。
ラストゲームを控えてACL公式ツイッターでは、現時点までの様々なスタッツを公開。その中で、ベスト4で広州恒大に敗れたG大阪のMF遠藤保仁、GK東口順昭という2人が、それぞれパス数、セーブ数の項目でトップに立った。
元日本代表MFの遠藤は、ここまで計841本のパスを記録。2位のサウジアラビア代表MFサルマン・アル=ファラジュ(アル・ヒラル/サウジアラビア)の623本、3位のカタール代表MFカリム・ブディアフ(レフウィア/カタール)の621本に大きく差をつけている。G大阪の攻撃は、この35歳の司令塔を常に経由して行われている証拠だろう。
シュートのセーブ数という項目では、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる代表に安定して選ばれているGK東口が、36セーブでトップに立った。2位はサウジアラビア代表GKヤセル・アル・モサイレム(アルアハリ/サウジアラビア)が33セーブで2位、3位はイラン代表GKアリレザ・ベイランヴァンド(ナフト・テヘランFC/イラン)が32セーブで続いている。
今季のACLで日本勢は、G大阪のベスト4が最高で、柏はベスト8。浦和と鹿島はともにグループリーグ最下位で敗退していた。近年不振のJリーグ勢だが、個人記録ではG大阪の2人が現時点でアジアトップの数値を叩き出している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images