18年にG大阪加入し、19試合6ゴールをマーク　移籍期間は21年6月30日まで

　J1ガンバ大阪が16日、18歳FW中村敬斗がオランダ1部FCトゥウェンテへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は21年6月30日までとなる。

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　中村は三菱養和SCユースを経て、2018年にG大阪へ加入。開幕戦の名古屋グランパス戦で途中出場し、すぐさまJリーグデビューを飾った。11月の第33節V・ファーレン長崎戦でJ1リーグ初ゴールをマークし、プロ1年目は17試合1ゴールの結果を残している。

　2年目の今季は、ここまで19試合を終えて6試合ノーゴールにとどまっていた中村だが、今夏にオランダのフローニンゲンやポルトガルのポルティモネンセなどが獲得に興味を示し、最終的にトゥウェンテへの期限付き移籍が決まった。2017年のU-17ワールドカップで4ゴールをマークするなど存在感を発揮した若武者は、オランダの地でさらなる成長を期す。

　今夏、G大阪はFWファン・ウィジョ（→ボルドー）、MF田中達也（→大分トリニータ）、MF藤本淳吾（→京都サンガF.C.）、DFオ・ジェソク（→FC東京）の移籍が決まり、中村で5人目。なお、中村のG大阪としての所属は7月20日の名古屋戦までとなっている。