グリーズマン、練習初日に“バルサの洗礼” 連続股抜き被害に海外注目「屈辱に苦しむ」
契約解除金146億円でアトレチコから加入 2度の股抜きに遭い、同僚も「大笑い」
フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、現地時間12日にアトレチコ・マドリードからバルセロナへの移籍が正式決定した。14日に入団会見が行われ、翌日に新天地で初のトレーニングを行ったが、早速名門バルセロナの“洗礼”に遭ったようだ。海外メディアが「大笑いされた」「屈辱に苦しんでいる」と報じている。
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グリーズマンは2014年にレアル・ソシエダからアトレチコへ移籍。加入した初年度から5シーズン連続でリーグ戦二桁ゴールを記録し、UEFAヨーロッパリーグ優勝(2017-18シーズン)などチームの躍進の原動力となった。オフはバルセロナ移籍が既定路線と目されるなか、12日にバルセロナが契約解除金1億2000万ユーロ(約146億円)をアトレチコに支払い、5年契約での移籍が決まった。
15日にトレーニング初参加となったが、早速バルセロナの洗礼を浴びたようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」のサッカー専門ツイッターでは、ボール回しの様子が公開されているが、グリーズマンは足を開いて構えた瞬間に高速のパスで足もとを抜かれ、思わずピッチに倒れ込んだ。また、別の局面ではボールホルダーにプレッシャーをかけるも股を抜かれ、チームメートからも茶化されるような声が上がっている。
投稿では、「グリーズマンの初日は計画通りにはいかなかった」と綴られており、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版も「アントワーヌ・グリーズマンはバルセロナでの最初のトレーニングセッションで2度の股抜きを受けた」との見出しで記事を展開。「バルセロナでの生活は最高のスタートになったようには見えない。ブラウグラナ(バルセロナとの愛称)での最初のトレーニングセッションでは、股抜きをされ、新しいチームメートに大笑いされた」と伝えている。
また、ロシアのニュース専門テレビ局「RT」も「グリーズマンはダブル股抜きの屈辱に苦しんでいる」と言及し、英公共放送「BBC」など大手メディアも報じている。契約解除金を巡ってバルセロナとアトレチコの関係がこじれるなど、騒動となっただけに、グリーズマンは今後も様々な注目の的となりそうだ。