トッテナム、退団報道浮上の主力エリクセン&アルデルヴァイレルドもアジアツアー帯同へ
今夏の移籍が噂されるエリクセンに対し、同僚フェルトンゲンは残留を“リクエスト”
トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルドは、今夏の移籍市場で退団の可能性が指摘されている。しかし、移籍が決定していないため、プレシーズンのツアーはチームに合流する見込みだという。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。
トットナムのトップチームは、17日にシンガポールへ向かい、プレシーズンのツアーを開始。21日にはイタリア王者ユベントスと親善試合を行い、25日には中国の上海でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する予定だ。
エリクセンはすでに新たな挑戦をしたいと明言しており、レアル・マドリードが獲得に関心。また、アルデルヴァイレルドは7月26日までに移籍が決まれば、2500万ポンド(約34億円)の契約解除金で移籍が可能となるため、ローマが獲得のターゲットにしている。
イングランド代表MFエリック・ダイアーがメディカルチェックで問題が発覚したため、ツアーに帯同しないが、移籍の決まっていないエリクセンとアルデルヴァイレルドは、新シーズンに向けたアジアツアーはチームに合流するようだ。
アヤックス時代からエリクセンとプレーしていたベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンは、デンマーク代表MFの残留を希望している。
「移籍市場が開くと、多くの噂が噴出する。昨年も噂はあったけど、全員が残留した。今年も同じようになることを期待しているよ。クリスティアンは素晴らしい選手だ。僕は彼が16歳の時から知っていて、16歳か17歳の時から一緒にプレーしているけれど、新シーズンも彼とトットナムでプレーしたいね。彼は例外的な選手なんだ」
新シーズンに向けた準備が進めば、より多くの選手が彼らとともにプレーしたいと望むはず。果たして彼らは残留か、それとも移籍か。市場からまだまだ目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)