「ベンゼマを感動させた」 レアル久保建英、“卓越タッチ&美しいゴール”の反響拡大
トップチームの北米遠征に帯同、ベンゼマのゴール演出…GKナバス翻弄の2ゴール
今夏、FC東京からスペインの名門レアル・マドリードへ移籍した日本代表MF久保建英はトップチームの北米ツアーに帯同しているが、スター選手たちにその実力を認められたようだ。元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、卓越したテクニックを見せる日本人アタッカーを称えるような行為を見せており、海外メディアは「久保がベンゼマを感動させた」と報じている。
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日本代表の一員として参加した6月のコパ・アメリカ(南米選手権)の期間中、久保のレアル移籍が決定。今月7日にスペインの首都マドリードへ出発し、9日に北米遠征のためトップチームに帯同して一路カナダへ向かった。
現在はカナダのモントリオールで合宿を敢行しており、バイエルン(現地時間20日/ヒューストン)、アーセナル(23日/ワシントンDC)、アトレチコ・マドリード(26日/イースト・ラザフォード)とのプレシーズンマッチに向けて調整を進めている。
そんなトレーニングのなかで輝きを放っている1人が18歳の久保だ。レアルB(カスティージャ)の所属ながら、トップチームの北米遠征メンバーに選出。並み居るスター選手たちと汗を流すなか、久保は随所にテクニックを発揮している。
10日の合宿初日には、ドイツ代表MFトニ・クロースに縦パスを要求した久保がボールを受けた直後に鋭いターンを見せ、ゴール中央へ走り込んできたベンゼマに横パスを供給してゴールを演出。ネットが揺れた瞬間には拍手も起こった。
また14日のトレーニングでは華麗な足裏フェイントでコスタリカ代表GKケイラー・ナバスを翻弄してゴールを奪取。さらにまたぎフェイントで相手1人を抜き去ると、再び対峙したナバスの動きを見極め、左足アウトサイドで流し込んだ。