【15日の移籍動向】FW鈴木優磨がシント=トロイデン移籍、セビージャが9人目補強

鹿島からシント=トロイデンへの移籍が決まったFW鈴木優磨【写真:荒川祐史】
鹿島からシント=トロイデンへの移籍が決まったFW鈴木優磨【写真:荒川祐史】

鈴木は不退転の決意で移籍へ 「自分の年齢を考えるとラストチャンス」

 J1鹿島アントラーズは15日、FW鈴木優磨がベルギー1部シント=トロイデンの移籍に関して、クラブ間合意に達したと発表した。現地でメディカルチェックを受けた後、完全移籍で加入する予定となっている。

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 2015年にトップデビューを果たした鈴木は、4年半で通算96試合27ゴールをマーク。2018年内に受傷した怪我からリハビリの時期を過ごしており、今季の出場はなかった。鹿島のサイトを通じて、鈴木は移籍の理由を次のように語っている。

「自分の年齢を考えるとラストチャンスになると思い、挑戦を決断しました。ここ何年かは、海外でやりたい気持ちと鹿島でやりたい気持ちが入り混じっていました。同世代の海外で活躍している選手たちを見て、何をしているんだろうと思う時もありました」

 23歳の鈴木は不退転の覚悟で移籍を決めたという。その一方、「僕にとってこのクラブは特別であり、ホームです。どこにいようが、このクラブは僕の心の中にあり続けます。小学生から17年間、ありがとうございました。行ってきます」と感謝の意を示している。

 またセビージャは、ポルトからスペイン人MFオリベル・トーレスを完全移籍で獲得し、2024年まで5年契約を締結した。今夏セビージャにとっては9人目の補強となる。

 10年から14年にかけてスペインの年代別代表の監督を務めていたフレン・ロペテギ(現セビージャ監督)に重宝されていたトーレスは、14年夏にロペテギ氏が監督に就任したポルトにレンタル移籍で加入。翌2015-16シーズンは所属元のアトレチコ・マドリードでプレーしたが、2016年夏にポルトに再加入した。在籍した4シーズンで公式戦146試合に出場し12ゴールをマーク。今回のセビージャ移籍でロペテギ監督とは3年半ぶりの再会となる。

【その他、15日の主な移籍動向】
<スペイン/ラ・リーガ>
■アラベス
FW ホセル ニューカッスル(イングランド1部)より完全移籍で加入

■セルタ
DF ホルヘ・サエンス バレンシアより2年間のレンタル移籍で加入

■グラナダ
FW ロベルト・ソルタード フェネルバフチェ(トルコ1部)からフリートランスファーで加入

<日本/J1>
■松本山雅FC
DF 高木利弥 柏レイソル(J2)から完全移籍で加入

(FOOTBALL ZONE編集部)



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