バルセロナがイングランド代表戦を視察 そのお目当ては…
エバートンのDFストーンズに関心
バルセロナがエバートンのイングランド代表DFジョン・ストーンズに関心を示していると、英地元紙「テレグラフ」が報じている。
バルセロナは17日に行われたイングランド対フランスの一戦にスカウトを派遣していたと伝えられており、そのお目当てがストーンズだったという。チームが0-2と敗れた13日のスペイン戦では出番がなかったストーンズだが、先発出場したフランス戦では、4日前に世界王者ドイツを破った相手の攻撃陣をシャットアウトし、2-0の完封勝利に貢献した。
ストーンズはフィジカルコンタクトに長けているだけでなく、足元の技術やビルドアップ能力にも定評がある。最終ラインからパスをつないでゲームメークを行うバルセロナにとっては、理に適った補強ターゲットと言えるだろう。スペイン代表DFジェラール・ピケの後釜を模索していると伝えられるバルセロナが、今後ストーンズ獲得の動きを本格化させる可能性も大いにある。
今夏にはチェルシーがストーンズ獲得を熱望し、DF史上最高額となる4000万ポンド(約78億円)のオファーを提示していた。最終的に移籍は実現しなかったが、マンチェスター・ユナイテッドも獲得に熱視線を送っていると伝えられており、争奪戦は激化の一途を辿ることになりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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