昨季限りでPSGを退団したアウベス　シティ、アーセナル、トッテナムの3クラブに動き

　現在36歳となったブラジル代表DFダニエウ・アウベスを巡る争奪戦が激化している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によれば、パリ・サンジェルマン（PSG）を退団してフリーとなった右サイドバックに対して、マンチェスター・シティに加え、アーセナルとトットナムも獲得を狙っているという。

　アウベスは今夏に2シーズンプレーしたPSGを契約満了で退団した。ブラジルが優勝したコパ・アメリカ（南米選手権）では主将としてタイトル獲得に大きく貢献。36歳となった今も第一線級のパフォーマンスを披露している。

　その去就が注目されるが、その動向をプレミアリーグの強豪クラブが追いかけている。バルセロナ時代の恩師であるペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティを筆頭に、ロンドンを本拠地とするアーセナルとトットナムまでも獲得に乗り出している。ムンド・デポルティーボ紙は「プレミアリーグのビッグ3がダニ・アウベスを争う」と報じている。

　コパ・アメリカ優勝により、クラブ・代表と合わせてキャリア通算40個目のタイトルを獲得したアウベス。スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエA、フランスのリーグアンを制した経験を持つが、プレミアリーグ未知の世界だ。古巣バルセロナへの復帰も噂されているなかで、36歳での新たな挑戦もオプションとなっている。経験豊富なベテランの決断に注目だ。