「別次元のアニマルだ!」 元英代表DF、古巣ウェストハムにコスタ獲得を提言
アトレチコで居場所がなくなったストライカーを古巣に推薦
イングランド史上最高の左サイドバックとも称される元イングランド代表DFスチュアート・ピアース氏は、アトレチコ・マドリードで構想外になっているとされるスペイン代表FWジエゴ・コスタについて言及した。「プレミアリーグのどのクラブにとっても大きな財産になるだろう」と語り、かつて自身が所属した古巣ウェストハムに対し獲得すべきだと提言した。英ラジオ局「talkSPORT」が報じている。
30歳のスペイン代表ストライカーは、アトレチコで名声を高めて2014年にチェルシーへ移籍。数々の問題こそ起こしたものの、3シーズンでリーグ戦50ゴール以上の記録を残している。その後、18年1月に古巣アトレチコへ復帰。しかし、1年半でリーグ戦5ゴールしか挙げられておらず、さらに今年の4月にはレフェリーに対する侮辱行為によって8試合の出場停止処分を受け、チームの構想からも外れることになってしまった。
現在ウェストハム、エバートン、ウォルバー・ハンプトンといったプレミア勢への移籍の可能性が報じられているコスタについて、ピアース氏は「プレミアリーグのどのクラブにとっても大きな財産になるだろう。もしかしたら、上位2クラブ(マンチェスター・シティとリバプール)では難しいかもしれないけどね」と言及。そして古巣のウェストハムは彼と契約すべきだと、「Monday’s Alan Brazil Sports Breakfast」の番組内で語った。
「私は彼の大ファンだ。彼はチェルシーで、信じられないほど素晴らしい活躍を見せた。もしウェストハムやエバートンが彼を獲得することになったのならば、おそらく彼は期待以上の活躍を見せてくれるだろう。コスタと(中国への移籍が決まったオーストリア代表FWマルコ・)アルナウトビッチはチョークとチーズだ。コスタは遥かに良い選手だと思うよ」
またピアース氏は、「コスタは他とは全く別次元のアニマルだ。彼は本当にしっかりと力を維持しており、素晴らしい得点記録を持っている。人々は彼と対戦したくないんだ」とコスタの凄みを説明している。偉大なレジェンドに獲得を勧められたウェストハムは、どんな決断を下すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)