“悪童”バロテッリ、20代最後はイタリア名門? 年俸4.9億円の引き下げが加入条件か
8月に29歳となるストライカーにフィオレンティーナが興味
契約満了のため昨季限りでマルセイユを退団し、現在フリーとなっているイタリア代表FWマリオ・バロテッリには、次の移籍先として母国イタリアのフィオレンティーナに加入する可能性があるようだ。イタリア紙「ラ・レプッブリカ」が報じた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
昨冬の移籍市場でニースからマルセイユに加入した“悪童”バロテッリは、リーグ戦15試合に出場して8得点を記録するなど、まずまずの結果を残した。しかし、最終節のモンペリエ戦(1-0)で一発退場となり4試合の出場停止処分。シーズン終了後にはマルセイユがバロテッリとの契約を更新しないことを決断し、現在は契約満了によりフリーの状況となっている。
そんなバロテッリに救いの手を差し伸べようとしているのが、セリエAの名門フィオレンティーナだ。今週、指揮官であるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はイタリア人ストライカーを好意的に見ていることを明かし、チーム自体も関心を示しているという。
ただ、移籍成立には一つ問題があるという。というのも、フィオレンティーナが“スーパーマリオ”を受け入れることに熱心であることは間違いないが、年俸400万ユーロ(約4億9000万円)からの引き下げをバロテッリが呑まなければいけないとしている。
もしイタリアに戻り、レギュラーとしてプレーすることができれば、代表の指揮官であるロベルト・マンチーニ監督に対してアピールするチャンスも増え、代表復帰へとつながっていく可能性もある。“悪童”と呼ばれた男も8月に29歳の誕生日を迎える。30歳を前にして、イタリアへの復帰を決めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)