「最も愛されていた少年」 久保建英の“宿敵レアル流出”に現地紙「バルサ最大のミス」
バルセロナ下部組織の“真珠”だった久保、関係者は「才能豊かで、規律ある日本人」と絶賛
日本代表MF久保建英は今夏にFC東京からレアル・マドリードへ移籍した。バルセロナ下部組織出身の久保がその宿敵であるレアルへ渡ったことは現地でも話題となっているが、バルサにとっては久保の流出は「最大のミス」と考えられているようだ。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
久保は今季レアルのBチームにあたりレアル・マドリード・カスティージャでプレーすると発表されているが、加入早々にトップチームのカナダ合宿に参加。ジネディーヌ・ジダン監督率いるスター軍団のなかでトレーニングしている。ゲーム形式の練習では巧みなターンから、元フランス代表FWはカリム・ベンゼマのゴールをアシストし、その様子は現地メディアでも大きく取り上げられた。
この状況を歯がゆく思っているのはバルセロナで、特に下部組織時代の久保を知る人間にとっては大きなショックが残っているようだ。スペイン紙「AS」によれば、ラ・マシア(バルセロナの下部組織)の関係者たちは一様に久保に期待していただけに、レアルへの流出がクラブにとって「バルセロナ最大のミス」になると考えているという。
記事によれば、久保は「(バルサの練習場がある)サン・ジュアン・ダスピで最も愛されていた少年」であり、将来的にはトップチームでプレーすることが確実視されていたという。さらに、久保はラ・マシアの“真珠”であり、「才能豊かで、規律ある日本人」として絶賛されていたというのだ。