フランス代表DFラングレを交渉の一部に入れることを要求と英紙報道

　パリ・サンジェルマン（PSG）からバルセロナへの復帰が囁かれるブラジル代表FWネイマールだが、PSGはバルセロナに対して「移籍金＋フランス代表DFクレマン・ラングレの譲渡」という条件を望んでいるようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。

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　今月の初めにPSGのスポーツ・ディレクター（SD）を務めるレオナルド氏は、ブラジル人アタッカーが移籍する可能性があることを示唆。そのうえで、現在は適切なオファーがないことを明かした。

「もし誰もが納得できるオファーがあれば、ネイマールはPSGを去ることができる。しかし、今のところ、どのクラブが彼を獲得したいのか、どのくらいの移籍金で獲得したいのかが分からない」

　その後、取引に必要な移籍金については不確実性があるものの、ネイマールのバルセロナ復帰は徐々に近づいているとされている。特にここへ来て、PSGが選手の譲渡を要求したことで移籍への流れが加速する可能性が高まっている。

スペイン紙「スポルト」によれば、PSGが要求する選手として、これまではブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、フランス代表FWウスマン・デンベレの名前が上がっていたが、ここにフランス代表DFラングレが加わったという。昨夏にセビージャから3100万ポンド（約42億円）で加入した24歳のセンターバックは、徐々に出場機会を増やしているものの、まだチームの絶対的な存在とはなれていない。

　そのためフランス人DFを放出することでネイマールを獲得できるのならば、クラブは出し惜しみしないのではないかと「ザ・サン」紙は伝えている。PSGが提示した新たな放出プランは、ネイマールのバルセロナ復帰を後押しすることになるのだろうか。