横浜FM×浦和の誤審騒動はなぜ起きた? 一度はゴール認定も…二転三転のお粗末判定

後半14分に生まれたFW仲川のゴールを巡って判定が二転三転【写真:Getty Images】
後半14分に生まれたFW仲川のゴールを巡って判定が二転三転【写真:Getty Images】

横浜FMの仲川と浦和の宇賀神が競り合い、ボールが当たってゴールの場面が問題に

 横浜F・マリノスが浦和レッズを迎え撃った13日の一戦は、横浜が3-1で勝利したものの、その2点目を巡って判定が二転三転する顛末になった。協議の末に一度ゴールを認め、オフサイドへと判定が変わり、さらにゴールへと覆るというお粗末な判定になった。

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 横浜FMが1-0とリードして迎えた後半14分だった。横浜は左サイドから切り崩すと、FW遠藤渓太がファーサイドに向けたシュートを放った。浦和GK西川周作は必死のセーブで飛びついたが、ボールには届かず通過。そして、ファーサイドでは横浜のFW仲川輝人と、浦和のMF宇賀神友弥が競り合いながら入り込み、2人のところでボールが当たってゴールに入った。

 松尾一レフェリーと、バックスタンド側の田尻智計アシスタントレフェリーは即座にゴールとは認めず、インカムを使用してやり取りをしているのが見て取れた。その後、松尾レフェリーは一度ゴールを認めるアクションをし、ボールをセンターサークルに運んだ。しかし、その後もメインスタンド側の相樂亨アシスタントレフェリーや、第4審判の大坪博和氏ともインカムのやり取りをしているのが見て取れ、今度はオフサイドと判定が変わった。

 この間にも両チームは判定に対して審判団の周りで抗議をしていたが、その後もインカムでのやり取りや松尾レフェリーが近寄っての協議が続き、最終的にゴールが認められるという結果になった。

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