レアル久保建英、魅惑の“高速ダブルタッチ弾”にスペイン感嘆 「素晴らしいトリック」
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右足かかと→左足かかとで弾く“連続バックヒール”でミニゴールのネットを揺らす
スペインの名門レアル・マドリードに電撃加入した日本代表MF久保建英は、北米遠征中のトップチームに帯同して大きな注目を集めている。初日のミニゲームで元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールをアシストしたのに続き、3日目の練習ではノールックでのヒールシュートでミニゴールのネットを揺らし、レアルを重点的に追うスペインメディアが「素晴らしいトリック」と称賛している。
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8日に新シーズンの始動を迎えたレアルは、翌日に北米遠征のためにカナダへ出発。10日から現地でトレーニングを開始した。リーダー格のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスや2018年にバロンドールを獲得したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表DFマルセロら世界的なスターに交じり、久保もランニングなどのメニューを消化。初日には、ミニゲームでドイツ代表MFトニ・クロースから縦パスを引き出し、ゴール前で鮮やかな反転からベンゼマにパスを通し、ゴールをアシストした。
さらに注目を集めているのが、カナダ3日目となる12日の練習でのワンシーンだ。ウォーミングアップに使用したミニゴールの中からボールを拾うと、軽くドリブルをしてゴールに背を向けながら右足ヒールでボールを弾き、そのまま左足ヒールで素早くヒット。ノールックでの高速ダブルタッチで放った一撃は、そのまま見事にミニゴールへと吸い込まれていった。
レアルを重点的に追うスペインメディア「Defensa Central」は、「久保の素晴らしい“トリック”」と見出しを打って特集。18歳のレフティーが見せたテクニックを称えている。
「久保建英はモントリオールで大きな興奮を巻き起こし続けている。日本の若き天才はディテールを証明するのを止めない。彼はノールックのまま、素晴らしいスキルで、小さいゴールにヒールでシュートを決めた。マドリードの若きクラックは、取材するすべてのジャーナリストを唖然とさせる驚くべき動きを見せた。とてつもない魅力を持っていることをモントリオールで実証している」
まだシーズン始動直後の練習とはいえ、名立たるスター選手たちに交じってクオリティーの高さを証明している久保。実戦での躍動にも期待したいところだ。