横浜FM、浦和を3-1で撃破 “疑惑のゴール”で約10分間中断、ゲームは混乱のまま決着

横浜FMの2点目は判定が二転三転する事態 試合は最終的に横浜FMが3-1で勝利

 後半になると浦和も前からボールを奪いに行き、ややオープンな展開になった。そうした中で同15分、横浜FMは左サイドから遠藤がファーサイドに強烈なシュートを放つと、ファーサイドで横浜FMのFW仲川輝人と浦和の阿部がもつれながら、ボールが当たってゴールとなった。

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 ここで審判団は仲川がオフサイドかどうか、ボールがどちらの選手に当たって入ったかで協議を行い、一度ゴールを認めた後に、オフサイドの判定へと覆り、さらにゴールを認めた。記録はオウンゴールとなり阿部に当たったという判断になったが、映像を確認する限りボールは仲川に当たっていた。仲川のポジションをオフサイドと見ていたのならば、大きなミスジャッジとなってしまった。

 この顛末で試合は約10分間中断。浦和は再開直後の後半24分、MF長澤和輝から右サイドのMF宇賀神友弥に展開すると、FW興梠慎三への折り返しを戻ってきた横浜FMのDFチアゴ・マルティンスがオウンゴール。これでスコアは1点差になった。

 浦和はFW杉本健勇、MFマルティノスと攻撃的なカードを切って同点への意志を見せたが、逆に後半41分、横浜FMは途中出場のMF三好康児のシュートをブロックしたDF岩波拓也のハンドがあったとして与えられたPKを、FWエジガル・ジュニオが決めて突き放し、3-1で試合は終了。翌日に川崎フロンターレとFC東京の上位対決があるなかで、横浜FMはプレッシャーを掛けることに成功した。

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