レアル久保の起用法を現地メディア展望 「“絵”が描けている」と適性指摘のポジションは?

中盤での起用の可能性があるレアルMF久保【写真:AP】
中盤での起用の可能性があるレアルMF久保【写真:AP】

コバチッチらが去るインサイドハーフでの起用を予想

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、日本代表MF久保建英をどのポジションで使うのか――。現在行われている北米遠征に帯同している久保について、スペインメディア「Defensa Central」は起用法を展望。多くの選手が去った中盤のインサイドハーフでのプレーを視野に入れているのでは、と記している。

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 久保は錚々たるメンバーとともに北米遠征メンバーに入り、モントリオールの地でトレーニングに励んでいる。そんな久保に対して同メディアは「真珠の1つ」と表現して期待値の高さを感じさせる一方で、現在の補強戦略を踏まえてこのようにも記している。

「マンチェスター・ユナイテッドとの交渉が複雑化している状況だが、ジダンはMFポール・ポグバとの契約でMFマルコス・ジョレンテ(→アトレチコ・マドリード)の穴を埋めようとしている。その一方でフランス人監督はMFハメス・ロドリゲス、MFマテオ・コバチッチ(→チェルシー)、MFダニ・セバージョスが抜ける見込みの中盤で、インサイドハーフの問題を解決したいと思っている」

 レアルはデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得を目論んだものの、補強資金的に苦しい状況となった。そのため「フィールドの中盤センターとして起用されるのはクボであるという考えに転換している」と同メディアは見ている。

 記事では「レアルはすでに2度のトレーニングに励んでいるが、クボはそのなかで十分な才能を示している。日本人プレーヤーはよくプレーの“絵”が描けている」とアイデアをピッチで具現化する能力に目をつけている。レアルのインサイドハーフはクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースというワールドクラスが存在するが、久保が彼らとともにプレーする日は来るのだろうか。

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