英メディアが欧州6大リーグ「クラブ勝率ランキング」を発表 国内で圧倒的な力を誇示する名門とは?

育成に定評のあるオランダの名門が3位に

AFC Ajax v FC Dnipro Dnipropetrovsk - UEFA Europa League Round of 16

 3位はオランダのアヤックス。国内リーグがプロ化された1956-57シーズンから、積み重ねたリーグタイトルは33回。通算2002試合で1319勝を挙げた。その勝率は65.88%を記録している。育成に定評があり、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏やMFフランク・ライカールト氏など往年の名選手から、現在も活躍するMFウェスレイ・スナイデル(現・ガラタサライ)などを輩出。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4度をはじめ、オランダ国内にとどまらない実績と知名度を持つ。

 4位は再びポルトガルから、クリスティアーノ・ロナウド(現レアル・マドリード)の出身クラブとして有名なスポルティング・リスボンがランクイン。現在は元柏の田中が所属しており、日本のファンにも馴染みのあるクラブだ。最後にリーグを制覇したのは2001-02シーズンまで遡るが、ポルトガル3強の一角が4位に入ったその勝率は2272試合で1395勝、61.40%だった。

 5位はオランダのPSV。アヤックスに次ぐリーグ優勝22回を誇り、欧州のトップ5に名を連ねた。2002試合1206勝で勝率60.24%。勝率が60%を超えたのは、上位でもこのPSVまでの5クラブのみだった。

 6位に入ったのはスペインの”白い巨人”、レアル・マドリード。1929年のトップリーグ設立から今日までに2697試合1597勝を積み重ね、勝率は59.21%。スター選手をかき集め、銀河系軍団とも呼ばれるスター軍団は、CL制覇10度を誇る名門たる所以を見せつけた。

 

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