香川は「BVBに未来はない」 ドルトムントで練習試合出場も独紙は“退団濃厚”を示唆
レンタル復帰したドルトムントの一員として、シュバインベルクとの練習試合に出場
日本代表MF香川真司は現地時間12日、ドルトムントの一員として練習試合に途中出場した。ドイツ代表MFアンドレ・シュールレとともに新天地を探しているとされるなか、アマチュアクラブ相手に1ゴール1アシストと活躍したが、ドイツ地元メディアは「BVBに香川の未来はない」と退団濃厚の見解を示している。
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香川はドルトムント通算7年目の2018-19シーズン、ルシアン・ファブレ監督の構想外となり、ベンチ外が続く苦しい日々を過ごした。冬の移籍市場でトルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍を決断。デビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたが、レギュラー奪取とはならず、リーグ戦14試合4得点でシーズンを終えた。
保有権がドルトムントに戻るなか、ミヒャエル・ツォルクSDはキャンプ開始直後、ドイツ誌「キッカー」のインタビューで香川とシュールレについて「彼らは新しいクラブを探している。我々は共通の目標を追求している」と移籍先を模索していることを明かしていた。
香川は9日にドイツへ向かうべく離日していたが、所属元のドルトムントに戻ってプレシーズンのトレーニングに参加。12日に行われたシュバインベルクとの練習試合(10-0)では、後半14分からドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに代わって途中出場した。
後半32分に見事な浮き玉のスルーパスからドイツ人FWマクシミリアン・フィリップの得点をアシストすると、さらに10分後には右サイドのアルゼンチン人DFレオナルド・バレルディからのクロスに走り込み、チーム10点目となるゴールを左足で決めた。アマチュアクラブ相手とはいえ、今季初の“実戦”でキレのあるプレーを見せた。