「彼は別次元の子」 注目高まるレアル久保、元FC東京スペイン人コーチが“お墨付き”
元FC東京GKコーチのジョアン・ミレッ氏が母国スペインのラジオ番組で証言
日本代表MF久保建英は、今夏移籍したレアル・マドリードでのプレシーズンキャンプに参加し、自らの実力を磨き上げている。現地メディアからの注目度も上がっているなかで、スペインのラジオ局「オンダ・セロ」にFC東京に所属した経験のあるスペイン人GKコーチが出演。その能力の高さを話している。
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同局が取材しているのはジョアン・ミレッ氏。カタルーニャ出身の同コーチはスペインでの各クラブで指導者キャリアを歩み、2013年から湘南ベルマーレのアカデミーGKプロジェクトリーダーを務め、2017年にはFC東京のGKコーチを歴任。2019年には奈良クラブのアカデミーGKダイレクターに就任するなど、日本人GKの育成に尽力している人物だ。
久保がFC東京に所属していたこともあって、「オンダ・セロ」はミレッ氏の目に久保がどのように映っていたのかを聞いている。「今もし日本にいたとしたら、彼は有名過ぎてコーヒーをのんびり飲むこともできなかっただろうね」と少々冗談めかしながら話しつつ、このようにも触れている。
「我々は彼、そして彼の母親と良い関係を築き上げているよ。彼らはスペイン語をとてもうまく使いこなせるので、ドレッシングルームでコミュニケーションを取り合っていたんだ。彼の夢は欧州、もっと具体的に言うとスペインでプレーすることだった」
スペイン語の堪能さはたびたび話題になるところだが、ミレッ氏もその言語能力に驚きを隠し得なかったようだ。そして肝心のサッカー選手としての能力についてもこう語っている。
「彼は別次元の子であり、だからこそ彼は今の場所にいるんだ」
レアルのトップチームでトレーニングに励んでいるのも不思議ではない、そう見ているようだ。FC東京時代を知る人物から証言が集まるなど、久保への期待度はやはり上がっていると見ていいだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)